さてさて
昨日仕入れたアンキモ
軽く塩を振って少し締めて
お酒で洗って
水分ふいて
アルミでぐるぐる巻きに
20分蒸します
あら、私が映っとりますな
この蒸し器はイタリア製
かわいいけど
大きいんだな
蒸し上がり
フワフワしてますのでそのまま冷まして一晩冷蔵庫
むいてみると
こんな感じ(^^)
かけらをつまむと
う~ん
ゆずこしょうより、やっぱりわさびかな
針生姜と大根のサラダとか欲しくなるなあ
フォアグラほどじゃないけど
脂っぽいもんね
子供の頃
父は下戸だけれど、つきあいでおいしいお店を知ると
後で私たちをご飯に連れて行ってくれました
家族全員お酒なしでお食事だけだから
マスターもどう思っていたか・・・(^^;
でもお酒のお客さんより早い時間だったからよかったのかな
小学校から高校まで年に数回通ったその店は
遠洋漁業の船で料理人として腕を磨き
寿司屋さんで修行をした板さんが開いた、さらし割烹のお店
岩手の内陸なのに素晴らしく新鮮なお魚を出してくれました
私が育った家の隣には魚屋さんがありましたが
昭和の内陸の魚屋さんには
塩鮭、塩鱒、塩鱈、焼き鮫くらいしかなくて
時期にだけサンマやホヤなどが並びました
そんな中で
さらし割烹のお店ではたくさんの種類の魚が食べられて
小学生の私はカウンターの端で板さんの仕事を眺めていたので
板さんもいろいろ味見させてくれました
その中でも未だに思い出すのがこのアンキモ
玄関先で吊し切りをしてさばいた身は
冬の鍋になり、雑炊になり・・・
大きなアンコウ1尾の肝だったのでしょう
あざやかなオレンジ色がかって
子供ながらおいしいなあと思ったのでした
豊浜あたりでとれるアンコウはあまり大きくないかな
おいしくできました(^^)
それでも
下戸です
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