2017年4月26日水曜日

今度は糸巻き曼荼羅


少し前から気になってたのが糸かけ曼荼羅
先日の日曜日の午後からの出勤前に常滑の「みんなの縁側」に見学に行きました

そこで初めて知ったのは
糸かけが「素数」に則っていること

改めて調べてみると、シュタイナー教育で取り組んでいる課題だそうです
いろいろ「なぜ?」はありますが、とりあえず、決まり通りやってみます

ホームセンターで買ってきたベニヤ板に印をつけてくぎ打ち
夜にトントンやりたいけど、できない作業なので・・・

さて、糸かけます
スタートの点を決めたらそこから31本目に糸をかけて行って
最初に戻ると小さな円が現れます
次は29,23,19,17,13,11,7そして最後にもう一度31
31から7までの糸は板によせて最後の31の糸はピンの頭に寄せます

最後の糸はプラチナ色の刺繍糸
バイクのスポークみたいね(^.^)

作ってみてわかることもあります

今も部屋にあるこれを時折眺めると
なんとなくポワンとあったかくて落ち着きます(^^)



先日の日曜日の仕事のストレスが重すぎました
翌月曜日は休日なのに何もする気になれない(>_<)
夕方、敷物と飲み物だけ持って浜へ
砂浜にごろり
顔に手ぬぐいかけても風で飛ばされる!

見上げる空は信じられないくらい青くて
乾燥した空に低い飛行機が尾を引かずに飛んで行って
砂浜から10cmの高さで見る波打ち際はなんだか新鮮です
鵜が鳴きながら山に帰って行ったり
シギの群れがやってきたり
つばめがひゅんと飛んできたり

でもまだ背中がリラックスしない・・・
どうやったらリラックスできるんだろうなぁ・・・
1時間ほどごろごろして
5時の「ふるさと」を聴いて戻りました

敷物を敷いたって砂はかぶるし
気にしないで砂に寝転ぶくらいコドモになれればいいのにねぇ
いまだに奥田の浜で裸足になっていません
9年目の今年は海につかってあるきましょうか



曼荼羅といい瞑想といい何か落ち着きたい気持ちがあるのかしら

思い切って好きなピアノのCDを頼んでしまいました
これはね
清水の舞台ですよ!

アシュケナージのベートーベンピアノソナタ全曲集11枚組

山形にいたときによく聞いていたものです
子どもの時に弾いた曲も入っています
アシュケナージのピアノは数多いベートーベン弾きの中でも一番落ち着きます

本当はグールドのバッハもほしかったのですが、Amazonさんでも品切れでした
これはショップに行ってもあるものではないですからね~

それにしても
ケンプや他のピアニストのソナタ全集はもう少し安いのに
なぜアシュケナージのは安くならないのかしら!?



あ・ちゃんと自転車は通勤で乗っています・地味ですが・・・(^^;


2017年4月24日月曜日

4月つれづれ


4月から平日は美浜町体育館のスポーツクラブ勤務になりまして
こんなのどかなところを朝から走って通勤しております
ケンケン

そして仕事帰りに友人宅の裏山でタケノコ堀りをしたりしております・・・
2度目のこの日は30分でこの成果
下ごしらえして半分はそのまま冷凍庫へ直行
お鍋に牛肉とこんにゃくとの山形風のタケノコ煮がまだございます(^.^)



ネットで最近××曼荼羅というのがよく目に入りまして
針金曼荼羅とは何ぞや?
youtube先生によれば、二つの輪に花びらのように針金をつけて
連結させると、まるでルービックキューブを扱うかのように
花びら状の針金を動かして形を次々と変えられるというもの
スペイン語の「先生」でしたが詳しい映像があるのでなんとか(^^;
日本人は「インドで買った」らしいですが、なぜかyoutube先生はメキシコ人!?
少し不満があって、別なyoutube先生(またしてもスペイン語)
のやり方で2つ目製作
円の大きさなどはコツがつかめてきました



もう一つ気になっているのが糸かけ曼荼羅
こちらは円周上にくぎを64本打って
そのくぎに素数の順に糸をかけていくと
美しい円があらわれるというもの

最初は図形的なものだろうと思っていましたが
「素数」を使うというので、あらためて調べてみましたら
ドイツのシュタイナー教育で扱うものでした
CADで直径20cmの円周に64個の点の図は描いたので
そのうちやってみます
個人宅で64個のくぎ打ちは結構音が立ちますので・・・



近所の「昭和のデパート」桔梗屋さん
数年前から閉店セールをやりながらもいろいろなものがまだまだ山積み
下着類(ババシャツ)は少々気になってはいますが・・・
今回の掘り出し物は

めでたい手ぬぐい!!
オリジナルプリント10枚買い占めました
そして配りました(^-^)
大人気でした♪



ぼちぼち花壇も次のことを考えねば
と思ってよく見たら
たくさんのモミジの赤ちゃんが手を広げていました
全部抜くのもなんなので
10株だけ鉢上げ

玄関の原種のチューリップも咲きました
風が強い・・・

晩生の大輪つばきもどんどん咲き進み
毎日ぼたぼたと落ちます
それを手のひらいっぱいに拾うのが毎朝のお仕事

そろそろ畑もやらねばっ


2017年4月17日月曜日

有松で染め物ワークショップ


いきなり春爛漫でございます
 
カエルが鳴き交わす田んぼ道を抜けて
スズメと燕とキジの声の響く知多奥田駅から名鉄を乗り継いて有松へ

大ナゴヤツアーズの主催の有松で雪花浴衣を作ろうワークショップに参加してきました
流石に知多木綿1反を染めるWSですからね
7人限定で実際は3名の参加でした

午前中は有松観光



そして有松絞りの歴史などを学びに会館へ




国宝級の職人おばあちゃんたちが作業しています

こちらのおばあちゃんは皇居で勲章を受けたのです


そこから歩いて数分の染め屋さんの作業場へ移動します
お弁当を頂いたところには、モダンなサンプルがたくさんたくさんならんでいます
アパレル業界へのチャレンジです

こちらが仕上がり見本
1反13mの分量ってこれくらい

本番の前に手ぬぐい半分サイズで練習します
まずは縦に蛇腹に6つに畳んで
それを正三角形に折り重ねていきます
それを板ではさんで輪ゴムで締めて
上1/4ほどを残して染めるとこんな感じ

雪花模様専用に生地はすでに4つ折り、6つ折りに畳まれています
それをひたすら正三角形に折りたたんでいきます
今回は3名とも6つ折り 
テープで止めて休憩しながら
やっと終わった・・・
板に乗せて、両端から三角形の板で圧をかけていきます

染める前に脇の板とマスキングテープは外します
この三角が崩れると大変なので輪ゴムをたくさんかけます(ボンレスハム加工^^; )

これを落とさないように工場へ移動し染め作業に入ります

雪花模様は他の有松の絞りと違って染屋さんの仕事です
絞りは地模様の染め、絞り、染め、糸解き、湯のし、と
作業工程は分業ですが
雪花に関しては化学染料が出てきたことで染めの技術として発達した柄だそうです

今回はみんな同じ藍色単色希望だったので準備が楽だ~と職人さんおっしゃってました
準備OK
熱々の染料に浸します
手を放すと浮いてくるので、押さえつけること5分
引き上げるとこんな感じ
排水路の上に置いて水をかけます
白い部分を白く保ちます
輪ゴムとタコ糸を切って水に放しますと
真っ黄色!

少し酸素にさらすと、あら不思議。緑色になりました!!
それをさらに酸化させるとすっかり藍色

発色が安定したら脱水してお披露目~
5時間の工程でございます
朝から8時間はさすがに疲れました

この後は仕立て屋さんにまわって、ひと月ほど後には浴衣になって届きます(^^)

なかなかこんなに充実したワークショップもないですね

当日みやげ
縁を縫ってハンカチにいたしましょう(^^)