2020年12月31日木曜日

ゆく年 くる年

 

ほかの人が今年の総括など上げていて、私はどうかなと書き出しても、せいぜい5つくらいしか出てこないので諦めました

つれづれに(順不同)

1.右足首骨折・手術

    農場のぬかるんだ傾斜地で転んで右腓骨骨折。4日後に手術。2021年3月に抜釘手術予定。最初にプレートを添えてボルト固定したおかげでリハビリは超順調。入院時、麻酔の副作用による強烈な頭痛に1週間悩まされたこと以外はそれほど悪いことはなかった。半年ほどでまったく問題ない状態。走れない、跳べないことは生活に支障ないのだけど、常に右足首を中心に体の様子を観察する生活になった。そして、私の体は

「早く異物出してくれよー」

と言い続けているように思う、です。


2.野外劇場に関わる


    計画から20年経った記念にライブをしたかったのだけど、今年は非公開イベントにせざるを得なかった。それはそれで、運営自体もシンプルだったし、リモートならではの参加形態もできて素晴らしいパフォーマンスだった。一方、私たちが何のために召集されたのか、を考えると、周りが思うサポート形態と産みの親である陶芸作家たちのスタンスにずれがあるように感じた。サポートしたい、という自己満足では意味がないけれど、作家たちが希望することだけに応えればいいのか?というのは違うと思う。今のところフェイドアウトできる状況ではないけれど、距離を置きたいと、少し感じるこの頃。

3.お蚕のグループに参加

 子供のころから芋虫毛虫ミミズ蛇が嫌いなワタクシがオカイコですって!?と、思いつつ参加した会。リーダーとは同い年ということもあってお互いに意外に気が合って仕事もはかどるし、いい仲間に巡り会えたと思っている。実務に関して言えば、この部屋でオカイコを育てる気はないけれど、できた生糸や繭を使って何かを作り出すことはしていきたい。来年以降に期待。群馬視察は大変楽しかった。

4.STAY HOME事情=マスク工場

    事業自粛で出勤しても仕事がない、というタイミングで骨折したために、何故?今?私が?と何度も考えた。まあ、それは考えてもしょうがない。退院した日に職場の若者に来てもらって、茶の間の模様替えをした。机を並べて、ミシンとアイロンがけが移動せずにできるように。そうして、私のStay Home=マスク製作がスタート。最終的に近隣市町の3軒のお店で売っていただき、冬には100枚のオーダーを2件いただき、今年の制作総数は500枚を超えたと思う。当面の材料在庫はあるのでしばらくは大丈夫。でもほかのちくちくや編み物もしたいのよ。

5.農場仕事を辞めた

    メリット:ストレス減(これ大事。非常に大事)。手が荒れない。

    デメリット:良質な卵が買えない。野菜をいただけない。多少収入が減る。

そう、冷静にどう考えてもメリットのほうが非常に大きい。よく3年も働きました。

6.兄から英語の仕事をいただく

    市勢要覧の翻訳監修。日本語の文章を尊重することと、英語のバランスをとることがやはり難しいと感じた。

    2019年末に受けたセミナーで英語翻訳やっちゃだめあるあるを学び、私も十分に納得していたので、それに則って翻訳をしたわけです。英語に許されたスペースの小ささに対して、日本語量が多い。全部訳すと英語のポイント数が読めないほど小さくなってしまう。えてしてこういうことは英語を載せたという自己満足が大きくて、実際に英語しかわからない人が読むことを念頭に入れていない場合があるので、そうならないように気を配った。けれど、最終チェックで市の担当者からは全部訳してほしかった旨の意見があったらしい。作った人はそう思うよね。私が物理的に超リモートだったので話し合いもなかったし。本来であれば、話し合い必要ね。


あーすでにネタ切れ

    多くの人が「新しい暮らし」と言っているけれど、私は実際何も変わらない。「こういうことに気を配らなければね」と誰かが言い出したことはすでに日常。もともと外出意欲も弱いので出かけられないことに対するストレスもない。足が不自由になったことと、食品ロス救済サイトの発達が同時だったので、取り寄せだけでなく買い物も通販して、便利この上なかった。

    来年度から町内のゴミ収集制度がかわり、可燃ごみの袋が5倍程度高くなる。それで、10月から、生ごみをEM菌で堆肥化をしている。寒いのであまり発酵は進まない。密封できる袋が高いって状況はどうかと思うが、実際に出す可燃ゴミは激減した。レジ袋対応といい、お金をかけたり、節約したりするポイントがちょっとずれてるよな・・・

    断捨離やビフォーアフター番組を見るのが結構好き。うちはそれほどにとっ散らかっているわけではないけれど、断捨離の先生が見たら絶句するレベルだろうな。私は、いったん自分で買ったりいただいたり手にいれたものはそう簡単に捨てない。役割を全うさせたい。衣類などみんな10年以上着るから減らないんだけど。簡単に捨てないから簡単に買わない。本以外は。本を買ってしまうのは、しょうがない。クラウド図書館は好きじゃない。液晶画面で読書なんてイヤ。それでたまった本3箱をこの暮れに古書店に引き取ってもらった。ちゃんと金額が付きました。まだまだ売る本はあるけれど、少しずつ整理します。

    月曜日の農作業がなくなったので、ちゃんと家庭菜園に取り組もうと、来春の種をたくさん注文した。計画だけじゃなく、ちゃんとやるんだよ、ワタシ!ちゃんとね。ちゃんとやるんだよ!月曜日は家庭菜園の日だよ!わかったね!!

・・・

    12月25日の仕事納めの後、土日は知人のお正月花仕事の手伝いで立ち仕事。私が作ったお正月アレンジの売れ行きも良いらしくて安心。1日休んで29日は自転車イベントに顔を出したけれど、まだ私は参加できる状況ではなかったので(マウンテンバイクイベント)ノウハウのみ学ぶ。


30日は大掃除。31日は料理三昧の予定が午前中で終わってしまった。便利なものはどんどん利用するので、実際に調理したのはお煮しめ、きんぴら、酢の物、紅白漬物、豆きんとん等

玄関に花を飾り(5分で完成)


カレンダーを付け替えて、トモコちゃんが送ってくれた沖縄そばにテビチを載せて年越し夕ご飯もいただいた。そうそう、ツイッターで知ったあるカフェのシュトレンと焼き菓子のセットが当たったので、1月にそのうち届くお年賀として楽しみにしている。シュトレンはアウスリーベさんの本格ドイツ風が一番だと思っている。今年はその手のシュトレンはほかの店からは一切買わなかった。年末に買ってしまったわざわざのシュトレンはあれはいわば「パワーフード」なのだ。それに対して年明けに届くであろうシュトレンはドイツ風ではないけれど非常に贅沢で「中毒性」がある(笑)といわれている。楽しみでしょうがない。

2020年の総括にはならないけど、元気です。今日は深夜に近所の八幡様にお参りしてきます。


2020年12月21日月曜日

クリスマスシーズン到来

 

今年もアウスリーベさんのシュトーレン

久しぶりにアンコーラさんからコーヒーも買って
おいしくいただきましょう

職場の最後の紅葉

12日はaQsimさんに誘われて
東海市の英語教室にゲスト参加した後
大府のイタリアンレストランでランチ会
美しくておいしくて
待つ甲斐がある時間でした




教室で青りんごをいただきました
西洋では調理用の「グラニースミス」
クリスマスにアップルクランブル焼こうかな~

竹番長こと美子さんに手作りメンマをいただきました
30%の塩分をどこまで抜くかで使い方が変わります
メンマの塩分のみのパスタ(上のはパルメザンですよ)
同じくシュウマイ
もっと塩分を落として
タアサイと炒めて麺にかけて

さてクリスマスふたたび
生き物が好きでいろいろフォローしているうちに
博物クリスマスデリバリーというサイトに行き着き
美しい蝶のしおり
木へんの湯飲み
ステンドガラスのシュレーゲルアマガエル
そして20面体パズル
サクっと作れるかと思ったら
ちょっと難しい
・・・作れないかも(T_T)
そして「こんちゅう和かるた」
歌をよく読むとかなり笑える
愛しいのもある

19日はアミちゃんと武豊で会って、うちで夕ご飯をいただいたのだけど
写真撮り忘れ
女子会は楽し(^^)

さて、あと仕事も4日
その後花の仕事で多分2日
その後4日間で今年を整えましょうか


過ぎてしまったけど11月のこと

名古屋市博物館へ

松坂屋コレクションを見にアミちゃんとデート

写真可の展示だったので素敵な柄をぱちりぱちり






名古屋に引っ越したアミちゃん宅を訪ねるのは初めて

近所の面白いスーパーをのぞいたり

思い切りおしゃべりしてごはんいただいて帰ってきました

たまには余計なこと気にせずに話すって時間必要


スズキさんにご依頼いただいたマスク100枚完成!



高校の恩師から送られてきた広報誌

やっぱり江刺は鹿踊りの里なのだ


フミちゃんにいただいた花梨が十分に芳香を放って

表面がぺとぺとになったのでハチミツ漬けに

仕上がりは年明け2月、つまり来シーズン用


今年も江刺りんごをありがとう、トモコちゃん
いつものフジとシナノゴールドと思っていたら

下の段はオールスターズでした

贅沢な味比べ


aQsimさんから小径車をいただきました

私にとって「タロウちゃん」「ジロちゃん」「サブちゃん」と来たので

「シローさん」なんですよ、シローさん(^.^)

多少調整が必要ですが、慣れれば第3の足に!


そのaQsimさんかご依頼のマスク100枚完成!!


仕事のストレスもぼちぼち

でもま、マスクオーダー200枚で忙しかったです

12月に入って急に真冬のように寒くなって

なんとか体調もくずさず、年末(その前にクリスマス!)を迎えられそうです

右足首は最近「早くプレート外せよー!!!」と怒ってるような気がします

もう少し辛抱してくれい



 

2020年11月2日月曜日

野外劇場についての冒険


今は町内在住の陶芸家ヒメナとスティーブンが

山の広場をスタートさせたのがちょうど20年前

完成からは4年だけれど彼ら夫婦にとっては記念すべき年

というわけで、春から企画会議を重ねてきました.

コロナで公開のライブイベントにすることが不可能になり

非公開で何ができるか、アーティストたちがそれぞれに考えて

それを発表する日がいよいよ来ました.


檜舞台の組み立て



音響板の剥離部分の検査

2020年10月24日(土)
フカヤバンドは舞台上はアクースティック.
ドラムを観客席の中ほどに設置し
お客さんがいないからこその音楽を試してみました.
音楽を奏でられる喜びを一身に表した舞台でした.

午後はジンさんのカホンのソロから.

大滝ヌーバンド
夕焼けや鳥の声、風の音などが
みんな呼応しているようなステージでした.

翌25日(日)
ジェイソン・テイラーのギターと物語の朗読

夜はアメリカからのアリー・アーバンさんのバイオリンの映像にあわせて
イヌカイさんのピアノの即興演奏.


週をまたいで31日(土)
午後はマナマナのコンテンポラリーダンス
震災復興の祈りを込めた新作を披露してくれました


舞台いっぱいにスクリーンを広げて
山の広場20年の歩みのスライドショーと

二人の娘・アルバの美大入学課題として作成した三つの9・11
をめぐるドキュメンタリー

そしてカール・ストーンさんのシンセサイザー演奏の映像.

最後はコンピュータミュージックの最先端.
二つのコンピュータによる即興演奏.
まるでドイツのクラブシーンのような雰囲気でした.

毎晩の焚火
空には満月
マプチェは丸くなる・・・

なんのめぐりあわせか、会議のメンバーとなり

非公開のこのライブイベントに立ち会うことができました.

この幸運に感謝.