2013年11月28日木曜日

紙・すき


27日午前中
豊田市土橋駅ちかくでリリース
待ち時間をイソイソと美術館へ3kmほど歩く♪
本日はカメラを忘れました(>_<)

豊田市美術館は「フランシス・ベーコン展」以来
ただいまの特別展示は「反重力展

航空機などの大掛かりな「仕掛け」を使って
物理的に重力をコントロールした空間での実験映像は楽しかった(^^)
よく宇宙ステーションで遊泳している映像をテレビで見ますが
・段ボールなどの中に(正座して)いる状態
・大きな風船を抱えている(つかまっている)状態
などの方が安定する
といった考察はナカナカ

重力計の数値が1を切った瞬間に
人が入った段ボール箱が浮きあがるなんて!!

赤瀬川原平氏の「宇宙の缶詰」を作るワークショップ風景
カニ缶を食べて(なぜカニなのかは不明・・・洗うのが楽? (^^; )
缶の紙ラベルを内側に貼り直し
蓋をハンダで閉じると・・・宇宙の缶詰の出来上がり\(^^)/
結果、人それぞれの宇宙がある・・・
といった哲学的な考察もあり
期間中上映される映画
「2001年宇宙の旅」も「惑星ソラリス」も
かなり哲学的

展示の副題にあるパラレルワールドの方が強かったかなあ
トリックアートと言ってもよい内容

・・・・・

トリックアートというのとは一線を画しているのだけれど
かつてジョルジュ・ルースの作品を見た時の驚きはすごく新鮮だった
今年の春、彼は、宮城にいたらしい
私がジュルジュ・ルースの作品に触れたのは10年近く前
東京、目黒の庭園美術館

完成作品の写真を見るだけでは彼が何をしているのかわからない

人の目=カメラをある一点に据えると
ファインダーを通して3次元の空間は2次元に写される
その視点をキープしたまま3次元空間をペイントするのです

庭園美術館の一室を使って実現した空間は
江戸の古地図
部屋の中に入ると、白い壁に柱に床に地図が描かれているのだけど
何がなにやらわからない状態
で、部屋の向うにあるカメラから覗くと、きちんとした地図に見えるという仕掛け

阪神大震災の時も解体待ちの建物を使っての製作がありました

・・・・・

最近物事を斜に構えて静観しがちになっているので
単純に「感動する」機会が減っているのかも・・・
偏屈なオトナになりつつあるのか・・・(^^;



庭にある茶室「童子苑」の周りは紅葉が美しい

一服300円のお抹茶と和菓子をいただきます
ねりきりのもみじをいただきながら


子どもの頃、両親が結婚式にお呼ばれすると、お土産の引き菓子は和菓子折でした
羊羹、鯛の形の練り菓子など
日持ちするようにキンと甘い
それを小さく切って、渋茶とともに、母と食べるのがイベント後の楽しみでしたが
小さい私は洋菓子がいいなあ、と少々不満だったかも・・・
そんなことを思い出しながら
上品な「もみじ」に黒もじを入れてました

・・・・・

それにしても楽しみなのはミュージアムショップ(*^^*)

今回もかわいらしいものから目も手も離せなくなった
これが
 こうなる(^^)

飛び出す絵本の王様ロバート・サブダのクリスマスカード
 こうなる(^o^)
 これが
 こうなるのよ~♪

しかし、限りあるものには限りがあるので・・・(^^;

印刷屋の娘は紙への愛情がつきないのです(^^)

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