2013年11月15日金曜日

雨のち晴れ




久しぶりに車でお仕事

・・・・・

ゆうべ
録画しておいた「英国王のスピーチ」を見た
以前主演のコリン・ファースのインタビュ番組も見ていたので
概要は知ってた

イギリス人の諧謔

高校の国語だったと思う
『エスプリとユーモア』 というタイトルで
フランス人とイギリス人の笑いの違いを語るものだったと思う
調べたら河盛好蔵さんの文章だった
著者名は全く記憶にないなあ

ユーモアを「諧謔」と日本語に置き換えていたと思う
エスプリの日本語はなんだろう?

インタビュ番組(Inside Actor's Studio)でいつも思う
アメリカ英語の率直さ
イギリス英語のユーモア
司会のJames Liptonと
英国のシェイクスピア劇やオックスブリッジ出身の俳優の英語の格調高さ

たとえるならまるで
アメリカ英語は率直な奈良時代の万葉集のことば
イギリス英語は修辞を尽くした平安時代のことば

そんなことを感じながら映画を見る

奥さんつまり、つい数年前まで存命だったQueen Motherが
私達がテレビや雑誌でよく見たあの
空色のドレスを着てコーギー犬と遊ぶ雰囲気とそっくりだ
とか

ヒトラーの演説の映像を見て
「彼はスピーチがうまいね」
とつぶやいたのが印象的だった

高貴な方々のそばにいることなどないけれど
こちらの皇族にもちいる「陛下」にあたる言葉を知らず
イギリスやオーストラリアにいたときに戸惑うことがあった
royal highness とかyour majestyとか
使い方がわからない
勲章をたくさんつけた、「王様」の格好をした父親に向かって
エリザベスが息をのみこんで、妹を抑えて、「パパ」ではなく「highness」と呼ぶ

ちりばめられたユーモアに
吹き出しそうな笑いをかみしめて

いい映画でした

・・・・・

今年はいつまでもいちじくが店頭にあるような気がする
旬の果物をいつまでも未練たらしく買うとたいてい
おいしくない
ので
いちじくも買うのをやめていたけれど
コンポートならおいしくなるかと思って昨日一袋
ザクロ糖とレモン、生姜、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーと
ザラメでさっと煮る

んま(^^)


明日はどこを乗ろうか


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