2015年4月30日木曜日

仙台


実家3泊ののち
仙台初日
3時間ほど余裕があるので懐かしい場所へ

定禅寺通りのカフェ・ド・ギャルソン

マスターが丁寧にネルドリップで淹れるコーヒー

美しいヨーロッパの名品のカップでいただきます
創業32年とのことだったので、ワタシが一番最初に来たのは
開店して数年のころ

その後山形に移っても、仙台に来る度に通ってました
いつも同じホットサンドとブレンドでカウンターでマスターの所作を眺めていたので
なんとなく憶えていて下さいました(^^)

仙台の町は復興で新しいビルも建ち並び
商店街も全国チェーンが増えましたけど
ここのように変わらず続けていらっしゃるお店があって嬉しい
でもやっとあちこちの修繕が終わったと仰ってました
お客様でも亡くなられた方がいた、と

定禅寺通りのケヤキ並木は明るかったですよ

・・・・・

仙台2日目

宮城県美術館
が!!
改装中で常設の佐藤忠良記念館のみ解放
十分でございます

宮城県出身の彫刻家佐藤忠良
上野の美術学校(現芸大)で学び
シベリア抑留後、東京造形大学教授
造形大と桑沢デザイン研究所の関わりが強かったので
美術だけでなく、写真やデザインを勉強するたくさんの人が
忠良先生の教えを受けました

『大きなカブ』の絵は忠良さんでした
ふと中庭を見ると舟越保武氏の「原の城」があります
これは岩手県立美術館の写真

忠良先生と舟越さんは美大の同期だそうです
初期の作品から「王選手」の顔までたくさんの顔を眺めて
ゆっくり回ります

建物はワタシが大学のころに出来たので
通常ならまだ老朽化とは言わないと思いますが
震災の影響でしょうか・・・立ち入り禁止区域がありました


ショップで安野光雅さんと忠良先生の対談本を買いました
以前買った宮大工の3人の本
同じことが書かれていました

同じことを押しつける教育はダメ
それぞれの個性を活かして育てること=職人の徒弟制度

・・・・・

仕事が終わって火曜日は山形泊
友人と食事
楽しい会話



2 件のコメント:

  1. 「おおきなかぶ」の絵本、たしか我が家にあったはず、と探してて、今日見つけました。
    娘がまだ3歳の時に買ったものだから、30年以上前の絵本、懐かしい~

    返信削除
    返信
    1. yuuminさん
      『おおきなかぶ』は懐かしかったです(^^)
      安野さんとの対談本で、「カブを押しているように見えて、何度も書き直した」と書いてました。
      絵本は楽しいです(^^)

      削除