2018年4月16日月曜日

明けの明星


タケノコ料理が続きます
若竹生春巻、味付けは忍ばせたアンチョビのみ
翌日は息子のような友人を迎えてタケノコ三昧


今シーズン中(汗だくの季節の前)に仕上げたいキルト
キルティング用の糸がなくなって手配中

なので、自分のもんぺを縫います
3時間で出来ました
遠州木綿で履きやすくて履きやすくて便利なもんぺです

この藍色の生地が少し残っていたところに小さな友人が来たので
縫うか!! と夜に共同作業で彼のもんぺを縫いました
自分の着るものを自分で縫う、という経験は初めてだったらしく
とはいえいきなりミシンは難しいので布のカットとアイロンがけを任せました
2時間半で出来たモンペを身に着けた彼は
嬉しくてしばらく踊っていました
それを見ていて幸せでした
「どうやってご恩返しを」という彼ですが
これは、母ちゃんが息子にするような類のことなので
10年後20年後に彼が若い世代に同じことをしていけばいいと思っています



15日(日)は野間の喬正院の結縁灌頂という行事に参加

前日から春の嵐で行けないかと思っていたけど昼には晴れたので駆け込みで

暗幕の本堂に入ると、仏様の胎内に入る儀式をして
手を組み、目隠しをしてお経を唱えて待ちます
前の人の背中に指先をあてて、それを頼りに前に進みます
が、前のおばあちゃんは不規則に動きなさって、一歩目で行方不明
追いかけるのは危ないのでとどまりなさいという指示にしたがい待ちました
お坊様が次に導いてくださいました
自分の番になると、指先に花(木の若枝)を挟み
導かれた場所で腕を伸ばしてその花を落とします
「虚空蔵菩薩!」
目隠しを外されると目の前には曼荼羅と
サンスクリットで書かれた曼荼羅図が床にあって
私が放った花が落ちたのが虚空蔵菩薩の上
というわけで、今年一年のワタシの守り本尊様は虚空蔵菩薩に決定

その後、各仏様の説明を受けます
虚空蔵菩薩は広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩様で
明けの明星が化身
弘法大師が大師様となる以前に修行をした際、この虚空蔵菩薩である金星が
体に入った(飲み込んだ)という、唯一スペクタクルなエピソードのある仏様
無限の知恵と慈悲、美の女神であるビーナス(金星)とまあ
身に余るお守りをいただきました
言い換えれば、私にはそれが欠けているから、ともとれるわけですが・・・
仏の宝冠を頂いた姿を鏡で見ると、まあ、柔和なワタクシが映っておりました
お守りの木札
藍染の古裂でお守り袋を縫いました


仕事の人間関係や仕事環境について思い悩むことが多かったのです

ちょっと自分ひとりで抱え込みすぎたなと思います
まあ、感じたことはあまりため込まず、言うようにします
お寺での劇的な生まれ変わりの儀式を経ても
人間そう簡単に変われるものではないですが
でも
いい転換点になったと思います

今週は仏教行事が続きます
どんな展開になるのか楽しみです

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