最近のお気に入り
3×3mの文字
高さ27m
もともと看板文字は筆順が違うものですが(勘亭流も同じ)
リフトの動線の関係で下から書いたりしています
とんでもない作業です
全体を3日ほどで仕上げています
見るほどにうなります
6歳まで住んでいたウチの1階は両親が営んでいた印刷工場でしたが
(新しいウチも同じでしたけど)
工場の看板は父が書いていました
トタンのロールを買ってきて
晴れた日、近所の駐車場に拡げて
線を書き、午後からペンキで文字書き
翌日には外壁に固定
これが雪やらで劣化するので毎年春に書き換えていました
それが、不経済なのかどうか・・・(^^;
私は2度ほど見ていた覚えはありますが
父はそれ以外にもちょっとした立て看板は書いてました
そしてそれを脇に座って眺めているのがワタシでした
昨今の看板屋さんはプリントしてシートを貼るといった仕事がほとんどだそうですが
昭和の職人に一から手ほどきを受けた「最後の手書き職人」が
この映像の二人です
こうして発信することで、全国の手書き職人からの反応を待っているのだと思いますが
オレもやっとるで、という反応はなかなかないみたいです
ドイツのライノタイプ社のフォントデザイナーである小林章さんが取り上げて
彼の文字書きの本にもたびたび登場するようになって
新しい出会いもあるようですが
結局
手書き看板はこの二人の世代で終わるのかしら・・・
残念な
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おまけ
プロの手仕事としてはあっぱれ!
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