2020年11月2日月曜日

野外劇場についての冒険


今は町内在住の陶芸家ヒメナとスティーブンが

山の広場をスタートさせたのがちょうど20年前

完成からは4年だけれど彼ら夫婦にとっては記念すべき年

というわけで、春から企画会議を重ねてきました.

コロナで公開のライブイベントにすることが不可能になり

非公開で何ができるか、アーティストたちがそれぞれに考えて

それを発表する日がいよいよ来ました.


檜舞台の組み立て



音響板の剥離部分の検査

2020年10月24日(土)
フカヤバンドは舞台上はアクースティック.
ドラムを観客席の中ほどに設置し
お客さんがいないからこその音楽を試してみました.
音楽を奏でられる喜びを一身に表した舞台でした.

午後はジンさんのカホンのソロから.

大滝ヌーバンド
夕焼けや鳥の声、風の音などが
みんな呼応しているようなステージでした.

翌25日(日)
ジェイソン・テイラーのギターと物語の朗読

夜はアメリカからのアリー・アーバンさんのバイオリンの映像にあわせて
イヌカイさんのピアノの即興演奏.


週をまたいで31日(土)
午後はマナマナのコンテンポラリーダンス
震災復興の祈りを込めた新作を披露してくれました


舞台いっぱいにスクリーンを広げて
山の広場20年の歩みのスライドショーと

二人の娘・アルバの美大入学課題として作成した三つの9・11
をめぐるドキュメンタリー

そしてカール・ストーンさんのシンセサイザー演奏の映像.

最後はコンピュータミュージックの最先端.
二つのコンピュータによる即興演奏.
まるでドイツのクラブシーンのような雰囲気でした.

毎晩の焚火
空には満月
マプチェは丸くなる・・・

なんのめぐりあわせか、会議のメンバーとなり

非公開のこのライブイベントに立ち会うことができました.

この幸運に感謝.



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