カエルが鳴き交わす田んぼ道を抜けて
スズメと燕とキジの声の響く知多奥田駅から名鉄を乗り継いて有松へ
大ナゴヤツアーズの主催の有松で雪花浴衣を作ろうワークショップに参加してきました
流石に知多木綿1反を染めるWSですからね
7人限定で実際は3名の参加でした
午前中は有松観光
そして有松絞りの歴史などを学びに会館へ
国宝級の職人おばあちゃんたちが作業しています
こちらのおばあちゃんは皇居で勲章を受けたのです
そこから歩いて数分の染め屋さんの作業場へ移動します
お弁当を頂いたところには、モダンなサンプルがたくさんたくさんならんでいます
アパレル業界へのチャレンジです
こちらが仕上がり見本
1反13mの分量ってこれくらい
本番の前に手ぬぐい半分サイズで練習します
まずは縦に蛇腹に6つに畳んで
それを正三角形に折り重ねていきます
それを板ではさんで輪ゴムで締めて
上1/4ほどを残して染めるとこんな感じ
雪花模様専用に生地はすでに4つ折り、6つ折りに畳まれています
それをひたすら正三角形に折りたたんでいきます
今回は3名とも6つ折り
テープで止めて休憩しながら
やっと終わった・・・
板に乗せて、両端から三角形の板で圧をかけていきます
染める前に脇の板とマスキングテープは外します
この三角が崩れると大変なので輪ゴムをたくさんかけます(ボンレスハム加工^^; )
これを落とさないように工場へ移動し染め作業に入ります
雪花模様は他の有松の絞りと違って染屋さんの仕事です
絞りは地模様の染め、絞り、染め、糸解き、湯のし、と
作業工程は分業ですが
雪花に関しては化学染料が出てきたことで染めの技術として発達した柄だそうです
今回はみんな同じ藍色単色希望だったので準備が楽だ~と職人さんおっしゃってました
準備OK
熱々の染料に浸します
手を放すと浮いてくるので、押さえつけること5分
引き上げるとこんな感じ
排水路の上に置いて水をかけます
白い部分を白く保ちます
輪ゴムとタコ糸を切って水に放しますと
真っ黄色!
少し酸素にさらすと、あら不思議。緑色になりました!!
それをさらに酸化させるとすっかり藍色
発色が安定したら脱水してお披露目~
5時間の工程でございます
朝から8時間はさすがに疲れました
この後は仕立て屋さんにまわって、ひと月ほど後には浴衣になって届きます(^^)
なかなかこんなに充実したワークショップもないですね
で
当日みやげ
縁を縫ってハンカチにいたしましょう(^^)
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